大学の学祭が終わりました。学生たちは土・日の開催を希望しているようですが・・・我が大学、中途半端にキリスト教主義学校ということを意識しているため、日曜日の行事がいれられません。だから毎年、金曜日の入場者は1000名前後、土曜日はようやく4000名程度です。のべで5000名をこえるくらい。
かつて一度だけ、土・日に開催したことがあったのですが、そのときはこれよりも入場者数が少なかったんです。それ以来、土・日の開催はできていません。実は5000名を超えたのは昨年からで、それまではもっと少なかったんです。
昨年、いろいろ工夫をして入場者数を伸ばすことができました。ちなみに昨年、学祭によんだ芸能人は佐藤健くん。今年は桐谷健太くんです。他の大学のように音楽を聴かせるのではなく、トークを中心にするのがうちの大学の特徴だそうです。
過去には水嶋ヒロも・・・。おっと仮面ライダー路線?と思っていたところに桐谷健太。
来年は誰を呼ぶのでしょうか???
私が勤務する大学には「履修取消期間」というものが設定されています。だいたい1回目の講義の後、何日間か設定されているですが・・・。
私は第1回目の講義で学生と内容についての「契約」を交わします。私はこういう方針でこういう講義を行う、だからそれに納得できない学生は履修を取り消しなさい、と指導します。我が大学、GPAなるシステムを取り入れており、成績のわるい科目があるとGPAが下がって、いろいろなところで問題が起こります。もちろん失格などになっても同じです。だから「この講義は自分に不向きだ」と判断したら、履修を取り消します。
さてさてその第1回目の講義で「この講義は積極的に取り組まないと単位を取得できないよ〜」と宣言すると、けっこうな学生が逃げていきます。
今年度後期は、「映画の社会学」という科目は最初220名履修していましたが、40名が取消。「対人行動戦略論」という科目では最初74名履修していましたが、24名が取り消しました。
これで授業がずいぶんと楽になります。なんせ、授業を聴きたくない学生の大部分はこれで消えてしまうからです。めでたしめでたし。
一部の授業をのぞき、多くの授業が今週で3回目になります。前期もそうだったのですが、後期は一段の欠席者が目立ちます。74名登録している授業が2つ。どちらも40名ほどしか出席していません。どうなっているのやら・・・。
さて映画の社会学が始まりました。今年も今までは使わなかった作品を使う予定ですが・・・、今年度は少し原点に戻って「恋愛」を中心に据えてみようか、などと考えています。
また、例年通り、「泣ける作品」も用意します。受講者の皆さん、お楽しみに。
さて9月が終わります。明日からは10月。とても当たり前なのですが・・・、これほど季節感が変わってしまうと、今が何月なのかよくわからなくなります。
多くの大学の学則はかつて「後期のはじまりは10月1日とする」と記載されていました。そう昔の大部分の大学が9月いっぱい夏休みだったのです・・・。
ところが現在は・・・多くの大学が先週から後期(秋期)の授業を始めています。この違いはけっこう大きいです。それだけ休みが短くなっているということですから・・・休みの間に研究をしようとする研究者(教員)にとっては死活問題。学生にとっても同じでしょう。
ということで私が担当する授業はすべて1回目が終了しました。すべりだしは上々。目立ったトラブルは起きそうもありませんね。前期よりも調子はいいようです。まぁ問題は「映画の社会学」のリポートでしょう。人数が多いだけに添削が大変。作品のできによっては楽しいでしょうけど・・・。リポート課題を少し考えてみるつもりです。例年は・・・・??? 内緒。
とうとう後期が始まってしまいました。夏休み、かえってこ〜い。これでまた講義と会議の日々です。
まぁ研究が進まなかった影響で、授業の準備だけはどんどんすすみ、最初からきちんと準備しないといけない科目は1科目だけです。これから数ヶ月は論文書きにおわれることに・・・。
前期のようにいやな気分の授業を作らないようにきをつけよっと。